ビジネス・マインド

ビジネスにおける信頼

“営業推進室長”

私のサラリーマン時代、最後の肩書です。

一言でいえば営業部のサポート。

企画書を書いたり、プレゼンを企業向けに

したりしていました。

ところで、ビジネスは商品よりも

“売り方”“集客”が大事です。

これは何かの企画を通す時も

一緒のことが言えます。

企画を考えるという場面で多くの人は

“企画そのものの内容”を検討します。

ところがどんなにいい企画を考えても

いつまでたってもうだつの上がらない

サラリーマンが多いのです。

理由は簡単。

企画とは“内容”よりも“通し方”

の方が何倍も大事なのです。

どれだけ素晴らしい内容の企画でも

通らなければ存在していないのと同じ。

私が所属していた営業部にも連日遅くまで

企画書を作成している営業マンがいました。

しかし入社何年しても平社員のまま。

なぜなら彼は一度も企画を通したことがなかったのです。

元々有名大学出身の彼は私よりも優秀でしたが

その頭脳をお披露目する機会はなかったのです。

お金を生み出せる人の発想は、内容どうこうではなく

企画の通し方に注力するのです。

上司や顧客は“企画の内容そのもの”で判断する

のではなく“誰がその企画を実行するのか”

で判断するものです。

企画を次々に通す人を観察してみてください。

内容はありふれていても、“実行力”が

とびぬけていると思います。

100の価値ある企画を実行力ゼロの人間が

やっても結果はゼロです。

が、10の価値しかない企画でも実行力10の

人間がやれば10×10で100になる。

つまり、企画を通す力は、普段からいかに

実行し信頼を獲得しているかで決まるというわけです。

信頼を獲得した分、お金も人も集まって

くるもんなんですよね。

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