ビジネスにも攻めと守りがあります。
もちろん投資にも。
攻めと守りと聞くと
野球を思いだします、
しかし、ビジネスや投資と野球は大きく
違う部分があります。
それは、
何を持って良しとするかです。
野球の場合は、勝敗、
つまり9回の裏が終わるまでに
得点を多く取っていた方が勝ち
ということです。
それは10対0でも1対0でも
10対9でも勝ちは勝ちです。
でも、ビジネスや投資は利益が
1円でも出ればいいという訳では
ありませんよね。
もちろん攻めを強化して収入を
増やすことは必須ですが、
守りができていなければ資産を増やす
ことは難しいんです。
こと日本人は金融リテラシーの低い
民族のために、攻めより守りが苦手です。
幼いころから教えられているのは
貯金くらいですからね。
だからこそ守りの知識とスキルは
身に付けるために勉強することが
必須になります。
でなければいくら攻めのスキルを身に付けても
湯水のようにお金は逃げていくからです。
“節税”
なんて聞くと日本人の多くは
“お金を稼ぐ”ことと同じくらい
拒絶反応を示す人も多いですが、
節税は決して悪いことではありません。
そして節税というのは日常生活では
誰を教えてくれるものではありません。
国や税務署は取ることは必至でも
与えることは消極的ですからね。
それは、補助金や給付金などの仕組みを
見てもわかりますよね。
国から補助金がでる場合も教えてくれる
ことは決してないですし、作業もかなり
面倒くさくなっているのがほとんどです。
自分の身は自分で守るしかないですし
お金を守るのも自分でやるしかないのです。
資産は攻めて入ってきたお金と
守って残ったお金の差額です。
攻めばかりに目を向けがちですが
ぜひ守りも強化してくださいね。
人生においては差額をどれだけ大きく
するかが大事なのですから。